森永卓郎 最後の提言
  • 2025年4月25日発売
  • 価格1,650円(税込)/電子書籍版1,550円(税込)
  • ISBN:978-4-930927-24-8
       192-0036-01500-9
    判型:四六判
    仕様:本文192P、ソフトカバー、帯

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CONTENTS

 

絶体絶命の日本を救う! 森永卓郎 最後の提言

 

テレビ、ラジオのコメンテーターとして人気を博し、
財務省のカルト的な財政緊縮主義、旧ジャニーズ事務所の性加害問題、
日本航空123便の墜落事故の真実など、日本のタブーにも
追及の手を緩めなかった経済アナリストの森永卓郎氏は、
激動の時代の節目、節目で、どのような提言を行ってきたのか?
『週刊実話』誌上にて17年以上にわたり連載された人気コラム
「森永卓郎の経済“千夜一夜”物語」から、
あまたの問題を抱えた現代社会に向けて、
まさに至言となり得る論説、テーマを厳選し、
加筆、修正を加えたベストセレクション。

 

もくじ

グローバル資本主義が崩壊し、世界の経済社会は大転換期を迎える
まえがきに代えて
格差拡大で少子化が加速
人類史上最大のバブル崩壊
幸せな人生は取り戻せる

 

第1章 逼迫する庶民の生活
社会保障カットで防衛費倍増
亡国の少子化対策
高齢者の命より財政優先
「植田日銀」の金融政策
「国民負担率」上昇は誰のせい?
米国株バブル崩壊の予兆
暴走する「異次元の少子化対策」
「黒田日銀」10年の功罪
国家公務員の週休3日制
農業を「食べられる職業」に
こうして利権は拡大する
差別撤廃への遠い道のり
改めて少子化対策を考える

 

第2章 「バブル崩壊」待ったなし
東京のマンションバブル
消費税減税で景気対策
東芝TOB成立の意味
財務省に籠絡された岸田総理
財務省に解散命令を!
消費税減税を嫌がる財務省
危険な半導体ギャンブル
「増税メガネ」選外の流行語大賞
岸田政権の残した超緊縮予算
ついに「幽体離脱」が始まった
地方経済がギリシャになる
自爆に向かう経済対策
EV不況とバブル崩壊
急増するSNS型の投資詐欺

 

第3章 財務省の「逆噴射政策」
淘汰される「ゾンビ企業」
ギャンブル依存症に治療薬なし
口先だけの政府と日銀
財務省が目指す増税・増負担
「核のごみ」は市町村判断でよいのか?
岸田政権の犯罪的改革
年金積立金で円安阻止
行き詰まった高齢者就業シナリオ
地獄へのチキンレース
まだ間に合う投資撤退
アベノミクスへの怨恨
自民党総裁に求められる資質
防衛力抜本強化のリアリティー
立憲民主党の終焉を見た

 

第4章 日本の未来を憂う
「令和恐慌」まっしぐら
新たなキングメーカー
がんと身辺整理
自公惨敗で何が起きるのか?
財務省に戦いを挑む
減税したくない財務省
「月収50万円の壁」の正体
最後にババを引く投資家
「密室」で決まる税制改革
減税をつぶした2人の戦犯
『ザイム真理教』全否定の朝日新聞
トランプ再登板で変わる世界秩序
黒字でもリストラに走る企業

 
【著者紹介】

森永 卓郎(もりなが たくろう)

 

1957年7月12日生まれ。東京都出身。経済アナリスト。
1980年に東京大学経済学部を卒業後、
日本専売公社(現在のJT)に入社。経済企画庁、
UFJ総合研究所(現在の三菱UFJリサーチ&コンサルティング)などを経て、
2006年から獨協大学経済学部教授。
執筆のほか、テレビ、ラジオ、講演でも人気を博す。
2023年12月にステージ4のがん告知を受け、
闘病しながら活動を続けていたが、2025年1月28日死去。